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葬儀の知識

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このページでは、葬儀の流れを「遺族、喪主」「親戚」「知人、関係者」、それぞれの視点で書いています。全体を把握することで、いざというときにミスやトラブルが無いようにしましょう。

生前、危篤状態

遺族、喪主
 個人の生前、遺族となる前にやっておけることがあります。曖昧なままで過ごすと葬儀後のトラブルとなる場合もあるので、故人とよく話し合い問題が起きないように備えましょう。具体的には下記の4点になります。

・葬儀費用
故人のために急に数十万~数百万円の葬式代を用意するのは難しい場合が多いです。あらかじめお葬式について話し合っておくのが良いでしょう。葬儀の費用は一式相続税をから控除されますが、故人の銀行口座は死亡時に凍結されますので、場合によっては生前贈与などでいざという時に問題にならないように話し合っておくとよいでしょう。
・遺言、遺産
遺言については、とてもデリケートなもので、仲の良い間柄でも話し難いと思います。今は終活という言葉もあるので、冗談を混ぜつつ終活の本などを渡して今後のことを話し合ってみましょう。司法書士などのプロに相談して話を進めてもらうのも一つの手です。
・保険金、退職金等の確認
保険金や退職金は遺産とは違って受取人が指定されています。他のことに気を取られて、このことを忘れる可能性があるので、事前に確認しておきましょう。
・墓石、埋葬方法
一極集中などで都市部に人工が集まる現代では、墓石や埋葬方法によっては残された遺族にとって負担となる場合が多いです。希望の埋葬方法を聞きつつお互いが妥協できる方法になるように進めましょう。
・やり残したことはないか
いずれ自分が同じ立場になることを考えて、故人には悔いや後悔が残らないようにやりたいことをさせてあげるのが良いでしょう。お金をかけることが全てではありません。好きな音楽を聞かせたり、食べたいものを食べさせたり、楽しむことのお手伝いをしてあげましょう。

最近は余命をはっきりと伝えないケースもあるようなので、病状に波がある時は、事前に医師に確認することも必要かもしれません。また、葬儀の際、喪服、黒の革靴、白ネクタイ、数珠が必要になりますので、こちらもあらかじめ準備しておくとともに、参列者も準備できるようにタイミングなどは考えておくと良いでしょう。

親戚
 危篤の連絡は早朝、深夜問わず来る場合があります。親族の場合は、他に連絡を取るべき相手を確認して分担して連絡してあげてもいいでしょう。その場合、危篤の状況と他に誰に危篤連絡して欲しいか、いつどこに訪問すればいいか確認して、連絡した人のチェックリストを作って後で報告するようにするといいでしょう。
一生に一度のことです。遠方だったり、仕事が多忙な場合でも極力駆けつけるのが良いでしょう。
知人、関係者
 親族とは違った関係ですので、危篤状態のときはよほど親密な関係でない限りは、訪問しないほうが良い場合があります。家族や親族に手伝えることが無いか聞いてあげるか、連絡を受けるまで待機することになります。

臨終、死亡

遺族、喪主
【死亡診断書、死亡届】
心肺停止になると、3分後から脳細胞が死滅して4分経過すると蘇生率は50%になると言われています。心肺停止後に医師による呼吸と脈、瞳孔の確認が行われ、死亡と診断されます。その医師が死亡診断書を作成し、死亡届とセットで受け取ります。本籍地や死亡地、届出人の所在地の市町村役場に7日以内に提出し、埋葬許可証か火葬許可証を受け取る流れになります。窓口が開いていれば、24時間365日提出できます。

【末期の水】
臨終の際に立ち合った人は、故人の口元に末期の水(まつごのみず)を含ませます。箸を使い、脱脂綿を濡らして行います。

【遺言】
死に際に残した言葉は遺言にはならないのは当然ですが、認知症であったり、薬剤治療によるせん妄状態だった場合などは、数日前でも遺言が無効となる場合がありますので注意が必要です。

親戚
 遺族、喪主欄の【末期の水】を参照してください。
知人、関係者
 遺族、喪主欄の【末期の水】を参照してください。

葬儀準備

遺族、喪主
【葬儀屋、葬儀場】
葬儀屋は病院が紹介してくれる場合以外は、会社の福利厚生などで手配する形となります。ご遺体を自宅に送るか、斎場で安置するか決める必要がありますので、葬儀屋は早めに手配したほうがいいでしょう。葬儀屋については下記のように考えておけば大丈夫です。
・費用(格安を除く)
家族葬・・およそ45万円~
首都圏の一般的な葬儀・・平均およそ100万円
※僧侶に十数万円のお布施と、手伝ってくれた会場の人や知人に配る2千~1万円の心づけを含んだ金額
・葬儀屋が手配してくれること
遺体の安置と納棺。式場、斎場、火葬場、霊柩車の手配。会葬礼状と返礼品の手配。訃報の案内。案内板、供花、供物、遺影、祭壇、精進落としの手配。お墓、僧侶の手配。
・自分でやること
基本的にはほとんど葬儀屋にお任せする形となりますが、納得のいかない部分は良く話し合いましょう。全てを葬儀屋に任せる必要はありませんので、精進落としを最寄りの飲食店にすることや、返礼品を自分で準備するなど検討してみるのも良いでしょう。葬儀の日は、友人を引き寄せるというイメージが付いてしまった六曜の友引を避ける傾向がありますが、地域などによって様々ですので確認してみましょう。お布施は法要などを含めて、毎回僧侶に直接手渡す形になります。
葬儀費用は、国民健康保険加入者が死亡した場合に5万円程度の葬祭費が支給されますので、自治体に確認しましょう。生活保護受給者には総裁扶助として、20万円程度支給されます。会社の福利厚生があれば、慶弔休暇と慶弔金を申請しましょう。
親戚
 葬儀では受付と会計は身内のかたが担当します。信頼されている人物に相談されますので、話があった場合は快く引き受けてあげましょう。葬儀に使用する、喪服、黒の革靴、白ネクタイ、数珠、香典を包む袱紗(ふくさ)を用意しておきましょう。

【親戚の香典の相場】
20代・・・5千~1万円
30代・・・1万~3万円
40代~・・・~5万円

知人、関係者
 下記以外は親族の欄を参照してください。

【友人知人の香典の相場】
20代・・・3千~5千円
30代・・・3千~1万円
40代~・・・5千~1万円

葬儀

遺族、喪主
【香典受付】
香典受付は葬儀において重要な役割です。後々大きなトラブルにならないように信頼できる人物に依頼して、保管場所や手順などを整理して問題が起きないようにしておきましょう。

【喪主】
喪主は一般的に配偶者、長男、長女の順に務めるのが一般的ですが、配偶者が高齢者の場合は子供が喪主となることがあります。

【弔辞】
弔辞は葬儀の規模により最大で3人ぐらいに依頼されます。1人3分ほどのスピーチが一般的ですが、相手の準備も必要なためなるべく早いタイミングで依頼するのがいいでしょう。

【弔電】
葬儀に参列できない場合かたから弔電が届きます。葬儀場に直接届き、司会者が読み上げます。葬儀が終わった後には喪主が持ち帰ります。供花が送られてくる場合もあります。

【その他】
葬儀で使用したお花は参列者に配って持って帰っていただくことも可能です。

親戚
【香典】
袱紗(ふくさ)に包んだ香典は渡し方や色などのマナーがあります。急に全ての方法を学ぶのは難しいので、袱紗は渡さずに香典の入った袋を渡す、両手で相手が文字を読める向きにして渡す、ということだけは覚えておきましょう。

【弔電】
葬儀に参加できない場合は弔電を送りましょう。規模により弔電が読み上げられない場合もありますので、送る前に確認が必要です。供花や献花を送る場合もありますが、規模によりますので葬儀場に確認するのが良いでしょう。最近ではネット電報という安価な電報があり線香付の物などもあります。

知人、関係者
 親族の欄を参照してください。

火葬、埋葬

遺族、喪主
 役所で発行された火葬許可証は火葬場に提出してください。火葬の際、火葬許可証が必要となりますが、埋葬には、火葬許可証に印が押された埋葬許可証が必要となります。

遺骨を埋葬する昨今のお墓事情ですが、下記のようなものがあります。予算や親族が住んでいる土地などを考慮するのはもちろんですが、お墓の管理を行う次の世代の負担にならない物を選ぶべきでしょう。
・散骨
ただどこかに遺骨を撒くのは違法となる可能性が高いです。地方によっても法的な制約がありますので、業者に確認しましょう。
・永代供養
寺院や自治体が供養して遺骨を管理する方法です。
・共同墓地
知らない人も一緒に納骨する方法で、樹木葬などがあります。
・手元供養
遺骨をダイヤモンドなどにして手元に残るようにする方法です。

親戚
 特にすることはありません。
知人、関係者
 特にすることはありません。

法事

遺族、喪主

【戒名】
仏教で人が亡くなった際に与えられる名前で、金額によって位が存在したりします。個人が残してくれた大切な遺産を、自己満足のために多額のお布施として使うことになります。筆者は必要だとは感じません。

葬儀が終わったあとも下記の周期で法要があります。業者と相談して進めていきましょう。
・初七日
故人が亡くなってから七日後に行う法要です。現在は葬儀と共に行うことが多いです。
・四十九日
故人が成仏できるように7日ごとにお祈りして、7回目の四十九日で法要を行います。遺族が喪に服すのも終わりとなります。
・1周忌
1年後に行う法要です。
・3回忌
3となっていますが、2年後に行う法要です。
・7回忌
6年目に行う法要です。規模は小さくなるのが一般的です。

親戚
【親戚の法事の相場】
20代・・・5千~1万円
30代・・・1万~3万円
40代~・・・~5万円

※会食に出席する場合は5千~1万円を足した金額が目安です。

知人、関係者
【知人、関係者の法事の相場】
20代・・・3千~5千円
30代・・・3千~1万円
40代~・・・5千~1万円

※会食に出席する場合は5千~1万円を足した金額が目安です。

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生活環境改善本部 あろまろま